ナットウキナーゼが血栓を溶かす
納豆には1980年倉敷芸術科学大学の須見洋行教授によって発見されたナットウキナーゼという酵素が含まれています。
ナットウキナーゼは納豆の糸(ネバネバした部分)に含まれおり、なんとナットウキナーゼには血液中にできた血栓を溶かしてくれる働きがあります。
ナットウキナーゼの血栓を溶かす力は非常に強力で、その効果の持続時間も4~12時間と長いことで知られています。
強力な血栓融解酵素であるナットウキナーゼは、血栓をとかすことで血液がサラサラにしてくれるばかりか、脳梗塞や心筋梗塞を予防に効果的だと言われています。
血栓とは?
血栓とは血管の中にできる血のかたまりのことです。血栓には血管が損傷した時に、傷ついた場所を修復し止血してくる働きがあります。
ですが、加齢や生活習慣の乱れなどが原因で血栓を溶かす働きがおとろえてくると、血栓が血液の流れを滞らせる血栓症をひきおしてしまいます。
血栓症は脳梗塞・心筋梗塞、そして痴呆の原因の引き金になりかねない恐ろしい病気です。
そこで血栓症の予防としておすすめしたいのがナットウキナーゼを豊富に含む納豆なのです。
ナットウキナーゼは強力な血栓融解作用
ナットウキナーゼの働きは非常に強力で、ナットウキナーゼよりも強力な血栓融解作用をもつものはないとまで言われているほどです。
その効果は医療の現場で使用されている薬と匹敵、もしくはそれ以上と言われ、納豆1パックは約20万円分ものウロキナーゼと同等の効果があるともされているから驚きです。
しかもナットウキナーゼを含む納豆は1パック100~200円程度で購入でき、コストの面から考えて非常にすぐれた食品であると言えます。